2010年12月2日木曜日

南天福寿の掛軸

南天福寿は「南天」と「福寿草」を組み合わせる事により「難を転じて福と成す」といわれ、家運隆盛をもたらすものです。


 
南天はもともと病難や厄災を退ける力があるといわれ鬼門除けとして植えられてました。
福寿草は福をもたらす花として使われます。
六瓢息災と同じようにそこに雀を加える事により無病息災・家運隆盛を強固なものに導いています。
六瓢息災・南天福寿とも厄除けの意味合いから年中掛けとしてもお使い頂けますが、季節的には六瓢息災は春から夏南天福寿は秋から冬という風に使い分けのできる掛け軸です。

まさに、この2種類を組み合わせれば一年中家運は上昇し続けることでしょう。

2010年10月2日土曜日

春の掛軸

梅(ウメ)

「ウメ」の語源は「熟む実」、中国の「烏梅」(ウバイ)、梅(メ)の韓音からなど、
いろいろな説があります。
梅は寒い冬をじっと耐えて春の訪れを一番に知らせてくれる花です。

「春」は「張る」お腹が張る、美味しいものをいっぱい食べて幸せになる。
お腹がふくらむ、つぼみがふくらむ、新しい生命の誕生に喜ぶ・・・
このように私たちの祖先は、一つ々の言葉の中にもいろいろな霊力がこもると考え、言葉を大切にしてきました。それを「言霊」といいます。
すべての花にさきがけて「芽」(め)をうみだす此の木に、力強い御霊(みたま)が宿ると信じ「うめ」と名付けたのかもしれません。